ピンポイント

天気が良かったので、香港島のピークに行ってきました。

(ピーク頂上)

ピークは夜景を上から眺められる香港の観光名所の一つです。


↑ここから撮られた香港の夜景↓はよく絵葉書になっています。


ピークには、そこを出発点とするハイキング・コースがいくつかあります。

今回はピークの周りをグルッと一周するコースを歩きました。

普通に歩いて一時間くらいです。

平坦な道が多く、ジョギングしている人もいます。

途中、ヴィクトリア・ハーバーが見えたりして、なかなか楽しいコースです。


こんな大きな木もありました。


写真の下の方に小っちゃく人が写っているのがお分かりになるでしょうか。

この木は「インドゴムの木」といって、とても生命力の強い木なのだそうです。


私、あっちフラフラ、こっちフラフラと写真撮りまくりです!

ふと右足が急に軽くなった気がしたので、足下を見ると、靴ヒモがほどけていました。

なので、道の端に寄って、靴ヒモを結ぼうとしゃがみました。

「うぅうぉ!!!」

突然、ひらがなでは表せない音声が聞こえました!

・・・え?

え??!!

音声の先に目を向けると…

中国人ではないですね…

南アジア系の若い男の子が


柵の下にいました!

背中をこちらに向けて、頭だけ振り向きながら、目をひん剥いて、私を見ています。

額にはうっすら汗までかいています。

私、暫く状況が飲み込めませんでした。

だって、歩道の下に人がいるなんて、普通思いませんよね?!

・・・・・・。

しかし、次第に状況を理解し始めました。

何事もなかったように、私、その場を離れました。

そういえば、ここまでの道中一つもトイレなかった…。

邪魔して、ごめんなさい。

たまたま靴ヒモを結ぶために道の端に寄った、その下がピンポイントで男の子がしゃがんでいた場所だった…。

普段、ピンポイントで何か当たる事ないのに、こういう時だけピンポイントなんだな、私は…。

あゝ、今年のクジ運はすでに使い果たしたな、と感じた1月初旬でした。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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