42式太極拳 ‘17(4)

まだまだ引っ張ります。
(「42式太極拳 '17 (1)」9月4日)
(「42式太極拳 '17 (2)」9月7日)
(「42式太極拳 '17 (3)」9月11日)

私の師匠はこの試合の総審判長でした。


師匠、試合の参加者や応援団とは離れたひな壇に座って、会場を見渡しています。

マルちゃんが試合用のカンフー服に着替えに行っている時に、師匠がひな壇から降りて来ました。


「マルはお腹空いてないか?」

私「さっき朝ごはん食べたと言ってましたよ。」


「バナナがいいぞ。」

人の話、聞いてません。


「マルは汗をかいてないか?」

私「さぁ。どうでしょう。」


「カンフー服が汗で引っ付かないように、ベビーパウダーを使うといいぞ。」

…師匠、それ、私じゃなくて、本人に直接言った方が早いと思います。




試合を終えて、マルちゃんが普段着に着替えに行っている時に、再び師匠がひな壇から降りて来ました。



「マルの演武、動きが速かったな。」

私「あのコは普段から速いんですよ。」


「どうして急に速くなったんだ?」

人の答え、聞いてません。


「緊張したのか?」

私「少しは緊張して欲しいものです。」


「なんで緊張したんだ?」

人の話、全く聞いてません。



「昨夜、緊張で眠れなかったのか?」

師匠、もう本人と直接お話ししてください。



そこにマルちゃんが着替えから戻って来ました。

マルちゃんに直接聞くかと思いきや、
何故か皆と集合写真を撮って、
ひな壇に戻って行った師匠でした。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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