まだ諦めてなかったか

師匠のお誕生日会まで、あと3日。

師匠とサエコ先輩との、旧正月明けの初稽古です。

師匠がお年玉くれました!

(香港のお年玉袋いろいろ)


お年玉で喜ぶサエコ先輩と私に師匠が言いました。


「さ、対剣の練習始めるぞ」

「え?!」

(「対剣」: 2018年2月5日)


「表演前の最後の練習だな」

いやいやいや!


私達やらない、というか、


できないから!


旧正月ダラダラ過ごして、対剣なんて私すっかり忘れちゃってるし。

つか、師匠、まだ私達の対剣、諦めてなかったのですか。

やってる当人達がとっくの昔に諦めているというのに。


サエコ「表演は来年に持ち越しましょう。」

師匠「なんで?」

サエコ「私達 練習不足で、まだ人様に見せるレベルじゃありません。」

師匠「随分 上手くなったよ。

       初めての時より。」


…初めての時より、ですか…。


「サエコは白の、ユキは黄色のカンフー服を着なさい。

色違いの方が対剣の見栄えがいいから。」

サエコ「師匠、衣装の前に私達はまだ…」

師匠「ユキ、青でもいいぞ」

サエコ「白とか、青とか、問題はそこじゃなくて…」

あのサエコ先輩が軽くいなされています。


師匠「当日は早めに会場来なさい。

          何時ごろ来れる?」

サエコ「私、その日、仕事があるので、

            到着遅くなります!


         表演できません!!!」


「……。」

師匠が黙りました!

私達の訴えがようやく届いたようです!

師匠「…そうか…。」


「心配するな! 任せろ!

   対剣の表演は

   最後の大トリにするから!



もはや何を言っても無駄なようです。

お誕生日会まで、あと3日。

今年は色々と気が重いです。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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