怒りの血圧 


私、ただいま入院中です。

(「緊急入院」: 2023年3月30日)


医療従事者の皆さん、本っ当にテキパキとよく働いてくださり、改めて感謝と尊敬の念を持ちました。

ありがたいことです。


ちょっと時間的なことはわからないのですが。

ここの病院では、血圧、血糖値、体温などを不定期に看護師さんが測りにきます。

先日は消灯時間後に来ました。

私は大部屋にいて、ぱっと見、患者の中で一番若いようです。


若い看護師さん、入口から近い人から血圧を測り始めました。

ちなみに私、血圧はこの図↓のように、
上は120行くか行かないか、
下は80前後と、
安定していていて、結構優等生なんです。


若い看護師さんが近づいて、いよいよ私の血圧準備がやってきました。

「婆婆(ポーポー:親しみをこめて呼ぶ“おばあちゃん”の意味)、血圧測りますよ。」


・・・・・ん?

ポーポー??!!

私??!!

看護師さん、私の腕に血圧機を巻きました。

(今、ポーポーって言ったよな?!)


!!!!!!!

いくら暗いからといって、
「ポーポー」は許せん!!!!

血圧機が私の腕を締め付けます。

暫くして、血圧機が緩みました。


結果。

上が178!!!!

血管切れてもおかしくない。

看護師さんも私も、思わず機械を二度見!!

もう一度測り直しましたが、

腕を締め付けられるたびに
「ポーポー」の言葉が頭によみがえります。

二度目は上が179!

看護師さん
「今晩は様子見て、明日朝もう一度測ります。」


翌朝、計り直したところ。

きれいに上が120、下が80という理想的な数字に戻っていました。

あの晩の数字は一体なんだったのか。

いまだに解せないでいる私です。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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