黒字
パーティーが終わっての打ち上げ。
(「打ち上げ」: 2019年12月12日)
(私達が食事しているそばで、中国式オペラが無料で上演されていました。)
ひと通りご馳走を平らげて。
私なんぞは、すっかりリラックスして、ダラけきっている時。
マルちゃんと大師姐は今日のパーティーのお金を計算していました。
マルちゃんはパソコンでカチャカチャやってます。
その横で、大師姐がブツブツ言いながら、資料にチェック入れてます。
大師姐、無表情になってきました。
マルちゃんも無表情になってきました。
そして、マルちゃん
「あぁ…とっても複雑…」
・・・・・。
もしかしたら、赤字かもしれません。
その場合はやはり、ここは師傳(シーフー:先生)として、太っ腹なところを見せないと。
頭の中で、
銀行にいくらあったっけかなぁ…?
などと考えていると。
マルちゃん「OK!」
パッと明るい表情になりました。
大師姐も明るい表情になっています。
マル「パーティー、黒字になりました!」
おお!!!
素晴らしい!!!
ステラ「いくら黒字になったの?」
そうそう、そこも大事!
もしかしたら、この打ち上げの食事代が出ちゃったりして。
なんなら、この後、スイーツでも行く?
イッキに気が大きくなる私。
マル「6ドル(*^▽^*)」
あ、そう、6ドル。
…え?
6ドル?!
…だけ?
日本円にして80~90円くらいでしょうか。
物価が絶賛上昇中の香港。
そんな今時の香港で、6ドルで買える物って、なんだろう…?
…とっさに思いつかない。
皆、同じ事を考えていたのでしょうか。
一瞬時間が止まった私達。
その後、ステラが
「赤字よりいいよね!」
と、沈黙を破りました。
「そうだね〜。ハハハ。」と、
乾いた笑いで、現実を受け入れた私達でした。
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