ドローン3

うちのコ達の表演をビデオに撮る事にしました。

ドローンの猛特訓を受けた私。

ドローンを飛ばして撮影をします。

(「ドローン2」: 2020年10月26日)

撮影場所は2ケ所。

体育館と公園です。

その日、体育館は朝しか部屋が空いていませんでした。


朝、私が体育館に到着した時、うちのコ達はすでに着替えて、リハーサルしていました。

師傅(シーフー:先生)、遅刻。

私も早速ドローンを飛ばして、撮影のウォーミング・アップをしなくてはいけません。

ビデオの絵柄は前日までに話し合ってあります。

私もいっちょまえに自分のイメージを伝えました。

私の頭の中には、すでにドローンを通して撮った映像が完成されています。

ドローン飛ばします!

いざ!

ウイーーーン…

名前どおり蜂が飛ぶような音を立て、ドローンが上昇します。

天井近くまで上がって、一旦止まります。

そして、ゆっくり前進。

うちのコ達の真上で再び一旦止まり、

旋回!

いや、ちょっと旋回が速すぎる。

もっとゆっくり…

おおお、高度が下がってしまった!

上げなきゃ。

おおおおっと、上がりすぎ!

下げながら、後退!

ちょ、そっちじゃないし、

なぜ前進する?!

私、密かにパニックです。

嫌な汗が出てきました。


ガッシャーーーーン!!!


ドローン、体育館の壁に衝突。

そのまま、壁にへばり付きながら、ズズズ…

グシャッ!という音がして地面に落ちました。

健気にもプロペラがプルプルと回っています。


プロペラが付いている4本の足の内、1本の根本が折れていました。

・・・・・・。

空気、凍ってる…よね?

つか、今日のビデオ、まだ1本も撮ってないし…。

私、そ〜っと振り返ってみると…

うちのコ達と視線がバッチリぶつかりました。

その視線からは

「師傅って、使えねえ。」

という言葉がテレパシーのようにビンビン伝わってきました。

視線をそっと外して、壊れたドローンを見つめ直すしかない師傅の私でした。


(ちょっと似てる…)

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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