555事件
実を申しますと。
前回の「広東語ミニ講座(2)」(3月27日) は、
今日の前フリでした。
私がしている陳式太極拳に
「單鞭」
という型があります。
(單鞭)
やり方は
1
2
3
4
フー(息を吐く)
です。
ある日の稽古で。
單鞭の練習をしていました。
私「息を吸ってー…1、2、3、4、フー」
うちのコ達、私の後ろで一緒に「フー」
私「はい!もう一度!
息を吸ってー!
1、2、3、4…」
うちのコ達「フー」
いい調子!
私「よしっ!もう一度!
息を吸ってーーー!!
1、2、3、4…
プ〜〜〜………
……。
私の背後から、明らかに下からの呼吸音が
聞こえました。
……。
私、振り向いて「……。」
うちのコ達「……。」
全員 微動だにせず、じっと私を見つめています。
ダルマさんが転んだ!状態。
見つめ合う私達。
私「…何ですか?今の音は?」
誰も答えません。「……。」
私、気を取り直して前を向き、
「はい!もう一度!單鞭!
息を吸ってー…1
プッ、プッ、プッ、プッ、
プ〜〜〜〜……
…や、やりおる。
器用にも、カウントのリズムに合わせてきました!!
私、今度は目力を込めて、振り向きました。
うちのコ達も必死に目力込めて、私を見返しています。
またもや、ダルマさんが転んだ!状態。
しかし、よく見ると、
うちのコ達 鼻がヒクヒクしています。
私はこの時の事を一人密かに「555事件」と呼んでいます。
未だに犯人はわからず、迷宮入りとなっています。
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