大だぬき
師匠がうちのコ達をお直ししてくれた日。
(「大だぬきと孫だぬき」: 2017年11月6日)
大事な事を一つ思い出しました。
その日は、うちのコ達が体育館のアクティビティー・ルームを予約しました。
それで、私達は師匠と体育館で待ち合わせしました。
予約時間が来て、私達がアクティビティー・ルームに入った時、私のケータイが鳴りました。
師匠からです。
電話に出ると、
師匠「今日、だよね?」
私「はい。」
師匠「いつもの体育館、だよね?」
私「はい。」
師匠「…どこ?」
私「…へ?」
師匠「今、体育館にいるんだけど…。」
私「私もです。」
私、アクティビティー・ルームを出て、あたりを見回しましたが、師匠の姿は見えません。
師匠「なんで皆いないの…?」
なんとな〜く、電話とは別に師匠の声が響いているような気がします。
前方に太い柱があります。
柱の向こう側を覗いてみると…
柱の向こうを覗いている大だぬき…もとい、師匠の姿が!!
「師傅達、何してるんですか?」
「………。」
二人の間抜けな姿をうちのコ達に見られてしまいました。
そうでした。
あのコ達の緊張顔を見て、武器を手にしたつもりの私でしたが、先にあのコ達に間抜けな姿を見られていました。
せっかくの武器は、実は無効だったと思い出した私でした。
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