大惨事
ある日のことです。
その日は私、九龍で友人と優雅にお茶を飲んでいました。
暑くもなく、寒くもなく、程良く効いた空調。
お高そうな茶器。
うやうやしいサービス。
私ってば、貴族か?お姫様か?
心なしか、周りの人々の会話もお上品に思えてきます。
私は本当はこういう所が好きなんです。
あゝ!永遠にここでお茶飲んでいたいわ!
そんな時、マルちゃんから唐突にビデオが届きました。
!!!!!!
飲んでいたお茶が鼻に行きました!!!
盛大にむせる私!
鼻が痛くなりました!
呼吸が!!!
こんな緊急事態なのに、笑いがこみ上げてきます!!!
私、一体どんな顔しているのでしょう??!!
友人が心配して腰を浮かせています。
ウエイターが駆け寄ってきます。
周りの人々が何事かとこちらを見ています。
大惨事です!!!
なんとか、やっと、呼吸ができるようになった私。
フーッ……と、一息つきました。
と、またもや笑いがこみ上げてきます。
笑いをこらえて、しかし こらえきれずに、たぶん引きつった顔の私。
友人、ウエイター、周り人々が心なしか私から距離を取ろうとしているのがわかった、
そんな日の出来事でした。
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