シェムリアップ

カンボジアに無事入国しました。

これから、シェムリアップという街に行きます。

(「カンボジア入国」: 2018年3月5日)

(シェムリアップの街並み)

空港からタクシーに乗りました。

私は運転手さんにホテルの名前を告げました。

(シェムリアップを流れる川)

走り出すと、運転手さんが言いました。

「こんにちは!」

私も「こんにちは。」

運転手さん「私の名前はホンです。」

ホンさん、ルームミラー越しに私を見て、ニッコリ。

「あなたのお名前は?」

カンボジアのタクシーでは自己紹介するのがマナーなのでしょうか?

私一応答えました。

「ユキです。」

ホンさん「そうですか。

                 どこから来ましたか、

              マダム?」


ホンさん、なんで私の名前聞いたの?!


(橋の欄干)

ところで、

「どこから来ましたか?」

という質問、第三国に行くとよく聞かれるのですが、私いつも答えに困るんです。

質問者が聞いているのは私の国籍なのでしょうが、ここに来る前に私は香港にいました。

今の日本の話を聞かれても、私 答えられないので、香港と答える事にしました。

私が「香港です。」と声に出そうとしたその時、

ホンさん

「私は中国カンフーの映画が好きなんです。」


…え?

私、質問に真面目に答えなくていいの?

しかも唐突にカンフー映画って、どこから出てきたんですか?

ホンさん「香港のカンフー・マスターでホンていう人がいるんですよ!

                 私と同じ名前です!!

              香港、知ってますか?」


私「…はい。」


ホンさん、その他にもケータイ電話のお話とかしていましたが、私、聞き流して外の景色を見ていました。

(橋。屋根の下で人々が涼んでいました。)

タクシーの窓からの風景は、高い建物が全然見当たりません。

この街の建物は低いなぁ。

すると、ホンさん、

「シェムリアップには高い建物がないんですよ。」

え?!!!


さっきの香港といい、ホンさん、あんた、読心術でもできるの?!

ホンさんのお話によると、アンコール・ワットという偉大な遺跡があるシェムリアップは、アンコール・ワットより高い建築物を作らないようにしているのだそうです。

なるほど。

カンボジアの人達はアンコール・ワットに敬意をはらっているのですね。

明日はアンコール・ワットに行く予定です。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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