ウイルスから身を守る方法
ここのところコロナウイルスの話題ばかりの香港。
「今日は何人感染した」とか、
「どこそこのマンションで感染者が出た」とか、
こんな話題が毎日続いています。
そんなある日のこと。
マルちゃんが、あるネットのニュースをグループ・チャットに投稿しました。
私も「どれどれ」と見てみました。
ある風水算命学の老師がコロナウイルスについて語っています。
老師のお名前は李さんです。
李老師いわく、風水上2020年は「火毒の年」なのだそうです。
火毒の年は疫病が流行るのだとか。
ただし、辰年と牛年の人はその疫病から免れるのだそうです。
次に、李老師は、他の干支の人が疫病から身を守る方法について述べていました。
その方法とは、
1 )「剣指」を作る。
「剣指」とは中国武術で用いられる指の形です。
中国武術の剣術では、剣を持っていない方の指は大体この形です。
2) 「臨兵鬥者陣列在前」とおまじないを唱えながら、手持ちのマスクの外側に剣指で「前」と書きます。
「臨兵鬥者陣列在前」というのは、仏教の「密宗」という宗派のおまじないの言葉だそうです。
一字一字意味があるのですが、長くなるので省略いたします。
大まかな意味は「邪悪なものは全て去れ」だそうです。
3 )おまじないを唱えながら、今度はマスクの内側に剣指で「妙」と「安」の字を書きます。
4 )最後にそのマスクをつけて、指でマスクを弾きながら「啌,啌,啌 (ホン、ホン、ホン)」と言います。
「啌」という字に意味はありません。
ただの音です。
これでOK!
そのマスクは保護力が増して、どんな毒も、そのマスクを通ってこれないのだそうです。
李老師はまた、こんな事も言われていました。
中国の民話に「孫悟空」というのがあります。
孫悟空は猿の姿をした神の化身で、火毒を恐れないのだそうです。
ところで、日本には「ドラゴン・ボール」というアニメがあります。
あのアニメは主人公の名前が「悟空」といって、中国の民話「孫悟空」がモデルになっているそうです。
李老師「そこで私は提言します!
今こそ香港のテレビ局は全てドラゴン・ボールを放映するべきです!
そして、皆さん!
心を一つにして、コロナウイルスに立ち向かうべきです!」
(悟空「神龍!疫病を消滅してくれ!」)
・・・・・・。
うちのコ達の反応は一致して
「面白い老師だね。」
でした。
私としては、日本のアニメって、そんなにスゴイのか、とちょっぴり得意になったのでした。
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