ハイキング

ウイルス騒ぎで、先月から一ヶ月以上引きこもっている私。

結果。

ずーーーっと家にいるの飽きました!

かといって、人がたくさんいる繁華街とかは危ないと言うし。

で。

ハイキングに行くことにしました!

ウイルスなんか心配しなくていい、きれいな空気を目一杯吸ってこようと思います!

烏蛟騰(ウー・ガウ・タン)という所から、
三椏村(サン・アー・チュン)という村まで、
片道5キロほどの初心者コースに挑戦です。

東鉄道(イースト・レール)の大埔(タイポ)駅から烏蛟騰まで、ミニバスが出ています。

が、私達一行は近所からタクシーで烏蛟騰まで行っちゃいました。


烏蛟騰に着くと。

予想に反して、人がいっぱい!!

下手なショッピングモールなんかより、ワンサカいます。

皆さん、きれいな空気を吸いに来たようです。

考える事は同じなんですね。


さて、出発!

ここのところ、イベントが中止続きで、写真を撮っていなかった私。

山道を歩いている途中で
写真を撮っては一行から置いていかれ、
走って追いつき、
また置いていかれ…を繰り返しながら、
約1時間。

目的地の三椏村に到着しました!


三椏村は曾姓の一族が住んでいる地域だそうです。

廃墟がいくつかありました。


ノラ牛もいました。


かつて曾某さんが飼っていたのでしょう。


学校の跡地もありました。

村の外から先生を招いて学校を開いたそうです。

ここの曾一族は客家人だそうです。

客家人は漢族の民族集団の一つです。

元は中国の中心の地に住んでいましたが、戦乱によって中国の各地や外国に散らばっていったそうです。

客家人は教育に力を入れていたとか。

この辺鄙な田舎の、決して裕福とは言えなかったであろう当時に、学校を作っていたのを見ると、教育への力の入れ方がわかります。

また、客家人は政治家に多いそうです。

有名なところでは、中国の元最高指導者鄧小平、台湾の元大統領李登輝、現台湾総統蔡英文も客家人だそうです。


三椏村には食堂が2軒ありました。

私達一行はお昼を食べようと思いましたが、2軒とも満席。

少し待ったのですが、なかなか席が空きません。

仕方ないので、お昼は諦めて、ジュースを買いました。

これは三椏村の特産で、塩漬けにした金柑のジュースです。

塩みが程よく効いたスポーツドリンクのようで、歩いて汗をかいた体にはピッタリの飲み物です!

1本HK$15(≒200円)でした。

私達一行は金柑ジュースを飲みながら、来た道を戻りました。


帰り道にこんなのを見つけました。

石臼です。

これで大豆を引き、豆乳を作っていたのだとか。

確かに人が生活していたのですね。

三椏村、今は香港の自然保護区に指定されていて、勝手に植物を取ったり、釣りをしたりは禁止されているそうです。

(帰り道に見つけた虫。香港人は「牛」と呼んでいました。)


帰宅して。

程よい疲れで、その晩は早々と寝てしまいました。


翌日。

ものすごい筋肉痛で、起き上がれなかった私。

おかげで、一週間くらいは家でおとなしくできそうです。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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