最初から
毎年この時期に師傅(シーフー:先生)のライセンスを取る講座があります。
今年、うちのお姐さん達がその講座を受ける気になっています。
その講座では、私が教えたのとはフォームが大幅に違うので、お姐さん達は難儀しているようです。
講座の期間中には覚えきれない、と受ける前から弱気になっています。
そこで。
2年前に講座を受けたマルちゃんがお姐さん達に予習で講座のフォームを教えることにしました。
毎週土曜日、一週間に一度マルちゃんが教え始めたのが3ヶ月前…。
(お姐さん達練習中)
マルちゃん、教え切ったようです。
お疲れさま。
稽古の日に、お姐さん達にそのフォームをやって見せてもらいました。
…てんでバラバラ。
同じフォームをしているようには、とても見えません。
フォームを一通りし終わって、お姐さん達…
「最近教わったところは覚えているけど、最初の方、忘れちゃった!」
「マルちゃん、最初から教えて!」
屈託のない笑顔でこう言いました。
「え?! また最初から…?」
その時、私の横に固まっているマルちゃんがいたのでした。
タイトル「ロケットパンチの練習」
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