ウイルス検査 2

飲茶の罠にかかり、検査を受ける事になった私。

(「ウイルス検査 1 」: 2020年9月14日)

(検査会場。何故か「2019」)


会場は近所の体育館でした。

検査の予約をすると、ケータイに「予約完了」のメッセージが来ます。

それを入り口で係員に見せます。

ソーシャル・ディスタンスを守って並びます。

私はここに来て初めて、香港で厳格なソーシャル・ディスタンスを見ました。

(並んでいるところ)

この後は残念ながら、撮影禁止で検査の様子は撮れませんでした。


体育館の中は、またソーシャル・ディスタンスを取って、検査のカウンターがいくつか置かれていました。

体育館だというのに、静かで厳かな空気です。

それぞれの検査カウンターの前には2つ、距離を開けて椅子が置いてあり、

被検者は空いた椅子から順に座り、

検査を待ちました。


検査は長い綿棒を鼻と喉に突っ込みクルクルします。

検査自体は2分もかかっていませんが、
検査員が手袋を替えたり、なんだかんだで、私は椅子に座ったまま10分弱待ちました。


私、こういう検査とかにメンタル弱いんです。

待っている間、緊張でお腹痛くなりそうでした。

私が自分との戦いに耐えている、そんな時、

私の右の列の検査を受けているおばさんが突然 、

「あ“あ“あ“あ“あ“」

と、叫び声を上げました。

おばさん、喉の検査中でした。

静かに口開ければいいのに。

私、不覚にも笑いが込み上げてきちゃいました。

「やばっ!」

とっさに私、おばさんから顔を背けて左に向きました。

すると、左の列ではおじいちゃんがちょうど鼻の検査中で、

鼻の下を一生懸命伸ばしながら、白目剥いていました。

これは不意打ちです。

私は笑いを噛み殺します。

苦しいです。

汗かいてきました。

みんな、私を笑かしに来てる!


お陰さまでお腹が痛くなる事なく、無事検査は終わりました。

しかし、あの場で笑って変な呼吸で何かウイルス吸い込んだり、

はたまた体内で突然変異が起こり、違ったウイルス製造しちゃったりしてないか心配です。

検査結果は2-3日後だそうですが、それまで憂鬱です。

と同時に、ああいうの見せられてビクともしない検査員に感心した私でした。

(検査を受けるとマスク10枚貰えるのですが、ちょうど足りなくなったとかで消毒液が配られました。)


※翌日夜、スマホに検査結果が連絡されました。陰性でした。

香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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