不思議のトイレ
私は時々トイレが近くなります。
特に飲茶の後がイカンです。
ジャカジャカお茶をつがれ、ついついガブ飲みしてしまうのと、キンキンに効いたクーラーとの相乗効果で、さっき行ったばかりのトイレに、すぐまた行きたくなります。
その日もトイレ近い症状が出てました。
これは太極拳のクラスが始まる前に行っておかねば。
師傅(シーフー:先生)がソソウしたら、
(ただでさえ少ない)威厳が、
(更に)減る。
その日は市民センターでのクラスでした。
センター入り口から、脇目も振らずにトイレへ。
もうちょっとのガマンだ。
もうすぐ楽になれる。
ドアを開く。
!!!
ない!!!???
そこに絶対あるはずのモノがない???!!!
ここでイスに座って、どうしろと???
つか、ここ、トイレだよね???
いろいろな考えが頭を駆け巡ります。
しかし、事態は急を要しています。
モタモタしてる場合じゃありません。
気をとりなおして、隣の個室へ!
なーーーーーい!!!
なんでだよ〜〜〜。
あまりにも理不尽じゃないか?
イスが憎たらしくなってきた。
恨めしい気持ちで隣へ。
恐る恐るドアを押す…。
もう腰は引けてる…私、ダメかも…。
あぁぁ…あった------。
ありがとう。
トイレに便器があるという事が、こんなにありがたい事だったなんて…。
しかし、あの2つの個室の存在は一体何なんだろう?
冷静さを取り戻した私。
私以外にも、いや、私以上の被害者がいるはず!
クラス終了後、センターの職員に聞いてみました。
「あぁ、あそこは更衣室なんですよ。」
……あ、そうなんですか。
タイトルが勿体振ってた割には、なんてことないオチで、すみません。
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