龍眼
龍眼をとりました。
フェイスブックに写真を投稿しました。
そこで私、初めて知ったのですが、龍眼って世界的には知名度が低いのですね。
「食べたことがない」という方が結構いらっしゃいました。
(龍眼)
龍眼はライチによく似ています。
(ライチ)
ライチより小ぶりで、皮は薄茶色です。
ゆで卵の殻のような感触の皮を剥くと、ライチと同じ白く透き通った果肉があります。
果肉の中に黒い大粒の種があるのも、ライチそっくりです。
(ライチ)
龍眼は味もライチに似ています。ほど良い甘さです。
ライチの方が水分が若干多く、甘みが強いかな?と思います。
龍眼は口に入れた瞬間、ライチより木の香りが強い感じがします。
例えるなら、
ライチは都会の洗練された女性、
対して、
龍眼は田舎の素朴な少女
…あら、私ってば、詩人だわ!
(龍眼)
ライチは6月になると店先に出回ります。
旬は短く、私の感覚では出回っている期間は10日くらいに思います。
ライチが終わると、今度は龍眼が店先に置かれます。
こちらも旬は短く、やはり10日くらいでしょうか。
(ライチ)
ライチも龍眼も当たり年とハズレ年があり、今年はどちらも豊作でした。
当たりとハズレは、だいたい隔年で、交互になるようです。
毎年6~7月は「今年は豊作」だの「ライチ狩りに行った」だの、香港人はライチと龍眼の話をします。
季節の移ろいが日本ほどはっきりしていない香港で、ライチと龍眼の話題は数少ない季節の風物詩の一つです。
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