漢方あれこれ 3
前回と前々回の続きです。
(「漢方あれこれ 1 」: 2019年5月2日)
(「漢方あれこれ 2」: 2019年5月6日)
体重が激減、頬がこけ、目が窪んで、キョンシーのようになった私。
お友達が別のクリニックに連れて行ってくれました。
(伝統的な中医診療所)
そこで、第三のあれこれ、
「効かない中薬や中医生にしがみつかない」
新しい中医クリニックで、新しい中医生に、前のクリニックでの中薬の成分が書かれた紙を見てもらいました。
中医生、一目見てビックリして、
「これ風邪薬ですよ!」
これには、私も付き添ってくれたお友達もビックリ。
そりゃ、治らないわ、と納得。
病気と関係ないお薬飲んでいたのですから。
例えて言えば、歯が痛いのに、一所懸命に目薬をさしてるようなものでしょうか。
前の中医生は風邪のウイルスがお腹で悪さしていると考えられたのだと思います。
新しい中医生に新しい中薬を調合してもらいました。
早速飲んでみたら、お腹に気持ち良い感じがありました。
前のクリニックでの中薬もそうでしたが、新しい中薬も1日2回、毎日飲みました。
そして、前のクリニックと同じく一週間に一度通院しました。
新しい中薬はすぐに効いて、1ケ月ほどの通院でお腹の調子はとっても良くなりました。
中医生も「大分良くなった。」とおっしゃってくれました。
体重もこの1ケ月で4㎏増えました。
(最近の中薬)
私、最初のクリニックで、中医生に言いました。
「最近薬が効いている気がしないし、治っている気もしないです。
むしろ悪化している感じです。
会う人皆に痩せたと驚かれますし。もっと効くお薬ください。」
それに対して中医生の返事は「あなたのお腹は "湿" ですから。」
私「"湿"が何なのかよくわかりませんが、では"湿"を取り除くお薬をください。」
しかし、それでも、調合してもらった中薬で良くならないので、クリニックを換えました。
お医者さんも人間ですし、患者との相性もあるでしょう。
そして、お医者さんにも得意分野や不得意分野があると思います。
なので、お医者さんを換えたり、セカンド・オピニオンを付けたりは、私は必要だと思いました。
すみません。
長くなりました。
次回でこのお話は最後にします。
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