カタツムリ

 隣町で表演しました。

あ。表演したのは、うちのコ達です。

私はカメラマン 兼 荷物番として、うちのコ達について行きました。

(表演会場で自撮り)

Qちゃんは表演しないにもかかわらず、会場が自宅近くという事で、応援に来てくれました。

うちのコ達と私は駅に集合し、一緒に会場に向かいましたが、Qちゃんだけは現地集合にしました。

私達はまず電車に乗って、途中から路面電車に乗り換えます。

電車の中で、私達おしゃべりに夢中になってしまいました。

おしゃべりの内容は忘れました。

乗り換えも、おしゃべりしながら人の流れに沿って歩き、路面電車に乗りました。

(路面電車の中で笑い転げるステラ)


目的地の会場は乗り換え駅から2つ目の駅です。

…の予定でした。

…どうやら電車に乗り間違えたようです。

私達、次の駅で気がつきました。

「反対方向に進んでる…。」


しかし、幸いな事に、この電車は東京の山手線のように外回り・内回りで一周します。

このまま座っていれば、時間はかかるけど、いずれ目的地に着きます。

また乗り換えるのも面倒なので、私達はそのまま乗り続けました。


私達がこのまま乗り続けようと腹をくくった時、グループ・チャットに着信が。

Qちゃんからです。

「着いたよ〜。」

Qちゃん会場に着いたようです。

Qちゃん「みんな、どこ〜?」

「まだ着いてないよ〜。」

「今、電車の中だよ〜。」

うちのコ達、一応声に出して答えていますが、誰一人として返信していません。

うちのコ達、しゃべっているうちに、Qちゃんに答えた気になってるみたいです。

Qちゃん「どこ〜?

見つからないんだけど〜。」

「目的地まであと9駅もあるよ。」

「普通に行ったら5分もかからないんだけど。」

「あ!湿原公園!来た事ある?」

「あるある!」

(湿原公園:香港にあるテーマパークの1つです。)

Qちゃんより窓の外の風景に話題が移るうちのコ達。

(待ちぼうけQちゃん)


遠回りして、やっと目的地に着いた私達。

無事たどり着いた記念にパシャッ!


Qちゃんが待っているのをすっかり忘れているようです。

そこに私達を見つけたQちゃんが、小走りに近づいて来ました。


Qちゃん、心配したよね。

それなのに、うちのコ達の第一声が、

「あ!カタツムリ!」


地面を這っているカタツムリを見つけて、はしゃいでいました。

カタツムリに負けたQちゃんなのでした。





香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

香港人に太極拳を教わり、教えている日本人です。香港人との太極拳的生活をゆるゆる〜と綴ってまいります。

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