1から8
うちのコ達が試合をしたのは新埔崗という場所でした。
(「勝って兜の緒」: 2019年8月19日)
地下鉄MTRの鑽石山(Diamond Hill)が最寄り駅です。
九龍の東側です。
(香港の路線図)
駅から試合会場への途中で「四美街」という通りがありました。
後から知ったのですが、ここは1から8までの通りがあるそうです。
「大有街」の「大」は「一」を、
「雙喜街」の「雙」は「二」を表すのは縁起を担いでいるのだそうです。
「雙」は繁体字で、日本語の「双」という字です。
「大有」は中国語で「豊作」という意味があるそうです。
「雙喜」はおめでたい文字で、結婚式
で使われる言葉です。
(雙喜)
「六合」は天地四方を表し、算命学で使われる時は吉日を意味するとか。
「八達」は道路が八方に伸びていて、交通に便利という意味です。
また「八」は「發」に音が近いので、「發財」つまり「儲かる」と連想され、縁起の良い数字なのだそうです。
1から8まで全て良い言葉で、しかも8で止めたところが、またおめでたいと思いました。
(この辺りの昔の写真です)
この辺りは、昔、布地を扱う商人が集まって商いをしていたそうです。
その商人達が商売繁盛を願って、通りに縁起の良い名前をつけたのだとか。
(この辺りの昔の写真です)
歴史的建築物が少ない香港ですが、意外な所に歴史の跡があるんだなぁ、と思いました。
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